2010年1月アーカイブ

祥雲さんの故郷、中津川にある一族のお墓へ行ってきました

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丘の中ほどにあるとても小さな墓地で、
その片隅にコンクリート仏に囲まれた一角がありました。

その一角だけコンクリート製の壁によって仕切られ、
一種ステージのようになっています
そこに、地蔵観音像、亡くなった親族の慰霊像などが
墓石を取り囲むように建っていました。

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㊤珍しいレリーフ作品。隣には竜もいました



marisiten.jpg像の数は29。他、蓮の花の花瓶や
灯篭なども立ち並び、囲む壁も竜虎など
を彫ったレリーフになっています。
他、浅野家の墓地以外の場所にも
観音像などがあり、ざっと40点ほどの
祥雲作品が遺されていました。



30cmほどのお地蔵さんはじめ小ぶりな
作品が多く、またほぼすべてが
赤茶色単色で塗られていました
(コンクリートむきだしのものも
見られましたが、塗装がはげたのでは
と推測されます)。
そのため、いたってノーマルな
仏像、慰霊像といった趣です。
その一方で、躍動的でお顔だちが
やけにスマイリーな摩利支天も
あったりして、見る人が見れば
(って全国でどんだけ祥雲さんマニアが
いるのやら?)祥雲作品だと
ピンと来るのでは・・・?




mei.jpg十八地蔵尊など主な作品は
昭和30年にこの地に
設置されたもので、
他、順次増設されたようです。
祥雲さんと奥様のお名前で
没年が刻まれた花瓶もあり、
これは生前に自身で用意して
いたものでしょうか。

愛妻家だった祥雲さんらしく
 妻・俊子さんとの連名で 銘が刻まれている




五色園、桃太郎神社、関ケ原ウォーランド、中之院軍人慰霊像、岩崎御嶽山、歴代名古屋市長像、成田山、熱海城と並ぶ"最後の祥雲作品大量建立スポット"
たくさんの作品をまとめて見られるスポットは、
おそらくもう他にないんじゃないでしょうか?

(お墓はご遺族のご了承の下、撮影しています)






今年初・五色園
テレビの反響で見学者もいっぱい・・・なんてことはなく
広大な園内に人影がほとんどない、いつも通りの五色園でしたうれしい顔

第2次修復活動について、管理人さんらともろもろご相談。
春にでも宿泊込みでやりたいなぁ、てな話をしてきました。

帰り際にミニ・アサショーグッズをおみやげにいただきました!
箱の中にはほぼちょうど30年前、昭和55年1月7日の新聞の切れ端が入ってました。
瀬戸物で、かつてはおみやげとして販売してたそうです。

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