2014年11月アーカイブ

9月20・21日の桃太郎神社第3次修復活動、終了しました!

今回は本殿の向かい側、宝物殿周りの13体を修復(うち1体は祥雲作品以外)。鳥居前のフリチン桃太郎と並ぶ人気作品「やさしい鬼」を筆頭に、ガルーダ雉、ひっくり返る大鬼など人気作も目白押し。それぞれカラフルかつ生き生きと蘇りました。

shuuuhuku3.jpg  一番人気はやはり「やさしい鬼」!

参加者は2日間でのべ159名。子供の神様をまつる神社にふさわしく子供たちの参加も多く、皆さん楽しみながら作業に取り組んでくれました。

shuuhuku6.jpg 宝車の車輪は職人頭・平石さんの提案で何とカラフルなドット柄に。未来の草間禰生が大胆に塗ってくれました

2012年から3ヵ年計画で進められたこの"桃太郎プロジェクト"はこれでひとまず完了。境内の祥雲作品30体+それ以外の作品10体の計40体、さらに本殿前の桃形鳥居をきれいに塗り直すことができました。

私・大竹が監修し、現場の監督は祥雲さんのご親族の日比野塗装店さんが行うという形は五色園と同様ですが、主催は「栗栖・継鹿尾を楽しくする会」、つまり地域の皆さん。お昼には炊き出しをしてくれたり、入り口に看板を掲げてくれたりと様々な形でご尽力くださり、そのおかげで地元からの参加者も目立ちました。また、先代宮司の川治桃光さん、現・宮司の若森國道さんも率先して作業に参加してくださり、さらに正式参拝も執り行ってくださりました。桃太郎神社にかかわる方々、祥雲作品を愛する人たちの思いが集まった、非常に一体感のある活動でした。

それでは【ビフォー→アフター】をご覧ください

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来年からは、秋のお祭りに合わせて、境内のコンクリ像の"お身ぬぐい"を恒例行事にしていきたいとのこと。これからも桃太郎神社を愛する人たちの手で、境内の作品群を大切に守っていってくださること、とてもうれしく思います。

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最後にあらためて、修復活動にご参加くださった皆様、かかわってくださった方々、本当にありがとうございました!!