先日、五色園に行った時のこと、管理人さんが「大竹さん、これ見てください!」とおっしゃるので
本堂裏手の「日吉丸矢作橋出世の緒(いとぐち)」へ行ってみると、
なんと野武士の人形の背負う行李(こうり)が、
胴体からボロリとはがれ、落っこちちゃってるじゃありませんか!
「先日の強風で木が倒れて当たった拍子に壊れてしまったんです」と管理人さん。
ううむ。かなり残念な事態ですが、
首や手足が折れてしまうわなかったのは不幸中の幸いと言うべきか。
「セメントに混ぜた石などが見られるので、是非ご覧になってください」との言葉を受けて
観察させてもらうと、かなり大きめの砂利が混ぜられていることが確認できました。
これも祥雲さんのセメント配合の秘密を知る貴重なチャンスだったと言えるかもしれません。
行李を再び人形に背負わせることは不可能でしょうが、これ以上腐食しないよう
一日も早く塗装して補強していただくことを願っております。
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