10月24・25日の両日開催いたしました五色園の仏像再生プロジェクト、
無事終了いたしました!
予定していた通り、12体の屋外展示仏像の塗り直しが完了しました
ご参加くださったボランティアスタッフは、
両日で何と100名近く
地元のボーイスカウトのちびっ子たちから、
はるばる東京から来てくれたカップル、
親子連れからおひとり様まで、
本当に様々な方々に協力していただきました。
中にはおふざけ半分で来る人もいるんでは・・・
とちょっと心配してたんですが みんな、真剣に、
でも楽しんで取り組んでくれました。
㊨は初日の地道な塗装剥がし作業
仏像を素人でよってたかって塗り直す、
なんて、普通なら許されないはずですが、
それができちゃうのが
B級スポットたるゆえんです。
「ボロボロなのが味があったのに」
というご意見もあるかとは思いますが、
ではそのままにしておくとどうなるのか?
答えは明白で、そう遠くない将来、
朽ちて無くなってしまうのですね。
いわゆるB級スポットは、芸術とも文化とも見なされないところに面白みがあり、当然それに価値があるとツユほども思わないのも、それはそれでノーマルな考え方です。そんな大半の人が価値を認めていないモノを、じゃあ行政で何とかしろとか、アートだから税金で守れ、なんて言うのは、それこそヤボというものです。
では、それを好きなモノ好きが、今後も、それを楽しみたいならどうすればいいのか?
面白いと思う人たちが守っていくのが一番健全なのではないかと思います。
このあたりのとらえ方に関しては、トークライブで都築さんにもご指摘をいただいたように
いろんな考え方があることと思います。
私としては、初めて五色園と祥雲さんについて取材して以来16年、その間、施設の人によって
塗り直しされたり、それでもほんの数年でまた塗装がはがれまくってきたりする経緯を見続けてきた結果、これまで一生懸命保全に尽力してきたお寺さんの負担を、何とか有志の力で軽減できないか、と思い至り、このプロジェクトを立ち上げることにした次第です。
それでも、やはりB級スポットファンの間でも、様々な距離の取り方があるでしょうから、
いろいろなご意見をお寄せいただければと思っています。
今回については、五色園を、祥雲さんの作品をきれいして残したい! という趣旨に賛同してくださる奇特な方々が、 思いの外たくさんいらっしゃることが分かり、 びっくり&感動しました。
㊨筆者がお顔を仕上げた仏像。
目を入れるときはキンチョーしました。
ちょっとクチビルが分厚かったかも・・・
さらに、ご参加くださったボランティアの皆さんからは「次はいつやりますか?」と口々にお問い合わせをいただきました。
しかし、第1次修復作業にこぎつけるまでで精一杯で、 あえて次のことを考えるのは封印しておりましたので、第2次については現時点ではまったくの未定です。
しかしながら、今回の多くの方々の熱意と、初回の成功によって得られたノウハウをまた次につなげていかなければ、というのは、関係者全員の思いです。
まずはスタッフでもう一度集まって、今後の方向性について話し合いたいと思います。なので、これからのことは今しばらくお待ちください。
最後にあらためて、
今回ご協力くださった皆さん、
本当にありがとうございました!
無事終了いたしました!
予定していた通り、12体の屋外展示仏像の塗り直しが完了しました
ご参加くださったボランティアスタッフは、
両日で何と100名近く
地元のボーイスカウトのちびっ子たちから、
はるばる東京から来てくれたカップル、
親子連れからおひとり様まで、
本当に様々な方々に協力していただきました。
中にはおふざけ半分で来る人もいるんでは・・・
とちょっと心配してたんですが みんな、真剣に、
でも楽しんで取り組んでくれました。
㊨は初日の地道な塗装剥がし作業
仏像を素人でよってたかって塗り直す、
なんて、普通なら許されないはずですが、
それができちゃうのが
B級スポットたるゆえんです。
「ボロボロなのが味があったのに」
というご意見もあるかとは思いますが、
ではそのままにしておくとどうなるのか?
答えは明白で、そう遠くない将来、
朽ちて無くなってしまうのですね。
いわゆるB級スポットは、芸術とも文化とも見なされないところに面白みがあり、当然それに価値があるとツユほども思わないのも、それはそれでノーマルな考え方です。そんな大半の人が価値を認めていないモノを、じゃあ行政で何とかしろとか、アートだから税金で守れ、なんて言うのは、それこそヤボというものです。
では、それを好きなモノ好きが、今後も、それを楽しみたいならどうすればいいのか?
面白いと思う人たちが守っていくのが一番健全なのではないかと思います。
このあたりのとらえ方に関しては、トークライブで都築さんにもご指摘をいただいたように
いろんな考え方があることと思います。
私としては、初めて五色園と祥雲さんについて取材して以来16年、その間、施設の人によって
塗り直しされたり、それでもほんの数年でまた塗装がはがれまくってきたりする経緯を見続けてきた結果、これまで一生懸命保全に尽力してきたお寺さんの負担を、何とか有志の力で軽減できないか、と思い至り、このプロジェクトを立ち上げることにした次第です。
それでも、やはりB級スポットファンの間でも、様々な距離の取り方があるでしょうから、
いろいろなご意見をお寄せいただければと思っています。
今回については、五色園を、祥雲さんの作品をきれいして残したい! という趣旨に賛同してくださる奇特な方々が、 思いの外たくさんいらっしゃることが分かり、 びっくり&感動しました。
㊨筆者がお顔を仕上げた仏像。
目を入れるときはキンチョーしました。
ちょっとクチビルが分厚かったかも・・・
さらに、ご参加くださったボランティアの皆さんからは「次はいつやりますか?」と口々にお問い合わせをいただきました。
しかし、第1次修復作業にこぎつけるまでで精一杯で、 あえて次のことを考えるのは封印しておりましたので、第2次については現時点ではまったくの未定です。
しかしながら、今回の多くの方々の熱意と、初回の成功によって得られたノウハウをまた次につなげていかなければ、というのは、関係者全員の思いです。
まずはスタッフでもう一度集まって、今後の方向性について話し合いたいと思います。なので、これからのことは今しばらくお待ちください。
最後にあらためて、
今回ご協力くださった皆さん、
本当にありがとうございました!
10月25日だけ参加の”いいとこ取り”で申し訳ございませんでした。当日は、8時30分に現場に着いたら職人さんしかおらず、帰っちゃおうかなーとも思いましたが、帰らないでよかったです。源石さんにも会えたし。B級スポットに集まるんだから変人ばかり(自分のことは棚に上げて)かとの偏見を抱いておりましたが、みなさん気さくでちょぴりだけ変な(いい意味で)人ばかりであっという間の知らぬ同志が 小皿叩いた8時間でした。P.S.マラソンの練習も出来て一石二鳥でした。