桃太郎神社第2次修復活動 終了!

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桃太郎神社 第2次修復活動、無事終了しました!

当初予定の10月19・20日のうち2日目が雨で中止となり、21日と11月2日に仕切り直し。3日間でのべ100人以上のボランティアが参加してくれました。

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今回の修復対象は本殿周りの11体+桃形鳥居。うち祥雲作品は出陣桃太郎+家来3匹、赤鬼青鬼、涙を流す赤鬼、そして鳥居のてっぺんに掲げられた額。一部、祥雲さんの作品ではないものも混じっていますが(鳥居と鳥居下の家来3体、龍)、合わせて塗り直しを行いました。

ハイライトはやはり桃形鳥居。約6mの高さがあり、本格的な足場を組んでの作業となりました。『桃太郎神社』と書かれた額も鉄筋コンクリート製で祥雲さんの作。力強い文字の周りを桃の花びらで飾った見事な作品です。およそ20kgもあり、取り外しとかけ直しが大変でしたが、きれいにお色直しした後で無事に元通りに。また鳥居はグラデーションでおいしそうによみがえりました。

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また、付け根の両側にある単なる台と思われていた箇所が桃の葉であることが発覚。黒く汚れてしまっていたため長らく存在感をなくしていたのですが、鮮やかな緑に塗り直すことで、シンボルである鳥居がより映えることとなりました。

gaku.jpg高所の作業が多く、塗る面積も色数も多い難易度の高い修復でしたが、事故もなく無事に予定通り修復を完了することができました。通りすがりの参拝者や、キャンプ場で勧誘したキャンパーたちも飛び入りでたくさん参加してくれました。

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 この活動では、たまたま参拝に来ていた人や、ちびっ子たちにもできるだけ声をかけて、ほんの少しでも作業に参加してもらうよう努めています。こうすることで祥雲さんの作品やコンクリート彫刻についてより多くの人に知ってもらい、また愛着を持ってもらいたいと考えています。

きれいにお色直ししたコンクリート像も、10年20年と経てばまた薄汚れてしまうでしょう。その時、かつて修復に参加してくれた元ちびっ子のうちの誰かが、「今度は自分たちの手できれいにしよう!」と思い立って行動に移してくれたら。それがプロジェクト主宰としての一番の願いです。

ともあれ、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!!

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