浅野祥雲作品再生プロジェクト、五色園第8次修復活動を2014年4月12・13日にわたって開催しました。
修復場面は「箱根権現御饗応」(はこねごんげん ごきょうおう)。雑木に覆われた丘の上にあり車道からはまったく見えませんが、園内屈指の隠れた名場面。山越えをする親鸞聖人御一行を箱根権現の神主らが巨大な鳥居の下で出迎えるというシチュエーションを、勾配ある地形を活かしてダイナミックに再現しています。
(→修復作業は祥雲さんのご遺族である日比野塗装店さんの監督の下行っています。ひ孫のひなこさんは調色などを担当。玄孫のあっくんも頑張って塗ってくれました)
約6mの鳥居とどっしり塊感のある8体の像の塗り直しは予想以上に大量の塗料を要し、また杖など破損部も多く、労力のかかる作業でした。
しかし、2日間でのべ90名以上の方がご参加くださり、作業は順調に進行。監督であるご遺族の日比野塗装店さんも「これまでで一番完成度が高い!」と納得の出来栄えとなりました。
劇的!ビフォー&アフター
ご参加、ご支援くださった皆様、本当にありがとうございました!
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